
和暦の正月を大正月(おおしょうがつ)といい、
それに対して、
15日を小正月(こしょうがつ)といい、
小豆粥が振る舞われてきました。
地域によっては、
ぜんざいを食べる地域もあります。
小豆の煮汁には、
余分な水分を排泄する利尿作用があり、
小豆の実自体には排便効果があります。
小豆の朱色が、
邪気を払うとされているだけでなく、
冬に溜めた体内の解毒を促すのです。
立春が過ぎ、
徐々に春に向かうこの時期に
小豆を食べることで
春先の花粉症、めまい、蕁麻疹などの
不調を防ぐ働きもあります。
日本には、
小正月の小豆粥、
春分のぼた餅、
夏越し禊の水無月、
春分のおはぎと、
季節ごとに
小豆で身体を整える習慣があるのは、
小豆を食養生に摂り入れる、
古の智慧なのですね。
今日もステキな1日を
愛を込めて
RiKA.